La quoh( ラ・クーオ)がある暮らし
手に取った瞬間の心地よい手触り、
時間をかけて、紡ぎだす人と思いの優しいかたち。
染め上がる色彩にも、その物語に思いを込めて
使う人の大切な時間を共有し、豊かさを伝える。
ラ・クーオは、日本由来のコト、モノを継承し、
本当の価値のあるストーリーを持った
『ものづくり』を送り届けていきます。
Comfortably sublimate
tradition- Creativity
- 日々の暮らしの中に、溶け込むお気に入りのアイテムを、日本の伝統ある様々なモノやストーリーに込められた大切な考え方をエッセンスに、新しいニュアンスのデザイン価値を表現しています。
素材を丁寧に吟味し、幾重にも加工を加え、色彩を選んでいます。
時代に合わせて、デザインを育てるように、調和と味わいのあるクリエーションをお客様にお届けします。 - Craftsmanship
- 素材に合わせた芯材やステッチにこだわった職人の技を生かし、凛としたフォルムを際立たせて、オリジナリティのある仕上がりにしています。
デザインから、自社工場で裁断、縫製までを一点一点丁寧に手作業で製品に仕上げていく過程を大事にしています。 - Quality
- レザ-やファブリックにも品格のある佇まい、時間と共に楽しめる経年変化や風合いを追求しています。
創業300 年を誇るバッグを始めとした革製品のものづくりの技術を生かして、丁寧な縫製、上質な品質を心がけています。
長く安心して使って頂けるように、修理専門の工房を京都に設置しております。
ラ・クーオ with 雲母唐長は伝統的な文様と
その意味や物語を生かして、
ステーショナリーを中心とした
バッグや小物を提案しています。
Respect the ancient Japan
日本古来の色彩から、素材のカラーを選んでいます月白銀 つきしろぎん
月白(げっぱく)とは、月の光を思わせる薄い青みを含んだ白色のことです。
月が東の空に昇る際に空がだんだん明るく白んでいく様子を指し、穏やかな白い上品な銀色。
瑠璃紺 るりこん
瑠璃紺(るりこん)とは、瑠璃色がかった紺色の意味で深い紫みの青色のことです。
仏の髪や仏国土などの色として経典にも見られる伝統ある色名です。深みと品格のある青色。
利休白茶金色 りきゅうしらちゃこんじき
利休白茶(りきゅうしらちゃ)とは、薄い灰みがかった黄褐色のことです。
わび茶道の 祖・千利休(せんのりきゅう)をイメージさせる上品で穏やかな高級感のある柔らかな金色。
白菫 しろすみれ
白菫(しろすみれ)とは、白菫の花のようなほとんど白に近い紫色のことです。
菫の花は万葉の頃より愛された草花です。そんな『菫色』を薄くしたようなやさしげなニュアンスのある色。
文様について
文様は、単なるデザインではなく、日本人の祈りがかたちになったもので、柄や装飾と呼ばれるものとは、一線を画します。
雲母唐長では、意味や物語が宿るのが文様であり、数百年・数千年単位で人々が伝えてきた力がそこには在ると考えています。
NAMBAN SHIPPO 南蛮七宝
文様の意味(縁つなぎ・子孫繁栄・円満)雲母唐長が、江戸時代から先祖代々伝えてきた唐長文様。円のような星のような花のような、季節の揺らぎの美しさや光の希望のような、人や心をつなぐ縁のような幸せが四方八方へと繋がる縁起文様です。
KAKU TSUNAGI 角つなぎ
文様の意味(繁栄・縁つなぎ・変化)組紐にルーツを持ち、古来より結び目や捻れには特別な力が宿るとされました。連綿と続く結び目がモチーフとなるこの文様は、何かが続くことを願う生命の祈りそのものです。
La quoh(ラ・クーオ)は1713年に創業し、時代を超えて普遍的な価値あるラグジュアリー製品を取り扱う(株)枡儀のオリジナルブランドです。
日々の暮らしのアイテムを、日本の伝統ある様々なモノやストーリーに込められた大切な考え方をエッセンスに、新しいニュアンスのデザイン価値を表現し、時代に合わせ、デザインを育てるように、調和と味わいのあるクリエーションをお客様にお届けします。
La quoh(ラ・クーオ)は(株)枡儀の創業の地京都中心地区名「洛央」に由来します。
唐紙師 トト アキヒコ - Akihiko Toto -
唐紙師。従来の唐長の唐紙を継承した襖や建具、壁紙、唐紙を用いたパネルやランプなど、現代の暮らしに合うさまざまな唐紙を制作している。唐紙をアートにした第一人者であり、唐紙の芸術性を追求し、点描とたらし込みを融合させ自らの指で染めていくトトアキヒコ独自の技法「しふく(Shifuku)刷り」や「風祈」から生まれる深淵な青い唐紙作品は、八百万の神様や精霊とともに手がけた詩情が宿るスピリチュアルな〈トトブルー〉と愛され、公共、商業施設、個人邸に納め続けている。
千田愛子 - Aiko Senda -
唐長創業家に生まれ、1624年(寛永元年)創業の日本唯一続く唐紙屋を継承、次代を担う。幼少期より培われたその類希なる色彩感覚により、唐長の新境地として、従来の壁紙、襖紙の世界から新たにカードの世界を開拓。
10代の頃から発表し続けている千田愛子の唐紙カードの世界は、独特の色彩感覚によって、老若男女問わず幅広い世代にファンが多く、海外でも好評を博している。2004年には唐長文様・天平大雲を一面に配したファサードで京都のランドマークとなっているCOCON KARASUMA1階に、自らプロデュースした雲母唐長ショップをオープン。
c唐紙師である夫トトアキヒコと共に、文様と色を通じて、人々の暮らしを豊かにするモノづくりや他者とのコラボレーションを行い、衣食住の美しい空間を優れた色彩感覚で提案している。